2009 03/23 特定の端末がネットワークに接続できなくなった。

本日、お客様に相談された内容です。

特定の部屋の端末がネットワークにつながらなくなった。

事象
インターネットに接続できない。ファイルサーバに接続できない。PBX経由での電話は利用できる。
きっかけは、電気設備点検による停電もしくは休日中の落雷かもしれないとのこと。

最初に確認してもらったこと
１．島HUB（特定の場所でアップリンクと接続するHUB）のランプの確認。

２．アップリンク先のHUBでのランプ確認。

結果
１．島HUBのランプは島内のみ点灯。アップリンクは無点灯。

２．アップリンク先のHUBは転倒してない個所がある。

次に確認してもらったこと
１．LANテスターの用意と障害アップリンクケーブルのLANテスターでのテスト。

２．障害がないケーブルでのLANテスターでのテスト。

結果
１．NG

２．OK

判断した事
きっかけが停電や落雷であったとしても、特定の島HUB（部屋）であることから、基幹ネットワークの障害は考えがたい。
実際、こちらとのVPNでは異常は感じられないことから、物理障害と判断し追加で次の確認をお願いした。
たまたま、LANテスターを所持していたためテストをお願いしたが結果的に、予想していたメインルータとの接続は別ルートらしいことがわかった。
導線を目で追うことは困難なため以下のような提案をする。

提案した事
パターン1　有線LANの再構築
お客様の環境では直線数十メートルで工場内であるということ。市販のケーブルでは対応できないためロールを持っている業者への依頼をお願いする。
弊社と関係が深いお客様であることと、電気系も強い方が多いのでケーブルのみ購入を打診。
ちなみに、カテゴリー5Eのケーブルは100Mで5000円はかからないであろう。カテゴリー6でも10000円くらいかと想像し、多めにしてカテゴリー5Eの15Mの実勢価格である2000円/15Mを即答。
７０Mとして工事を依頼すると20000～40000円/1人日を想定する。
防塵用にパイプをプラスすると高額になることと暫定的に数年での切り替えを考え安価の部分を提案する。

パターン２
無線LANでの提案。
リピータ（中継）として2台から3台の必要性を説明。
直線で見通しに問題があるため消極的な提案。

次世代の張替を見越せばやはり有線が良いと思う。

明日中に見積もりを作成する予定。

2009 03/22 OS

OSについて説明しておきます。

みなさんが使用しているOSは大きく分けて3つだと思います。

Windows系
Windows　VISTA、Windows　XP、Windows 2000が現在サポート中のOSです。
サポート中とはMicrosoftが公式に修正プログラムを提供している状態です。
Windows　2000はサポート期間が切れているので大きな修正プログラムはもう配布されません。
その他Windows 98、Windows ME、Windows NTなどがありますが、サポート終了しています。

MAC系
MAC　OSです。
今使われているのはOS8以降でしょうか現在はX(10)系です。

UNIX系
Solaris、FreeBSD等からLINUX等のPC版までさまざまな種類があります。
基本のコマンドは共通していますが、それぞれ特徴があるので慣れていくしかありません。

OSはアプリケーションの関係でアップデートできない方も多いと思いますが、セキュリティバッチ位は注意してください。

2009 03/21 質問してみよう

今回は疑問に思ったことを質問できるサイトをいくつか紹介します。

質問する時の注意ですが、いろいろなレベルの人がいます。誰でもわかるように最低以下のことは確認しましょう。

１．困っていたり、質問する内容

２．自分の環境をわかる範囲で詳しく

３．試したこととその結果

このくらいはだれが読んでもわかる文章を書かないと、良質な回答をもらえません。

気をつけて利用しましょう。

教えてgoo
http://oshiete.goo.ne.jp/
OKwave系のコミュニティサイトです。

yahoo知恵袋
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/
かなり大きなQ&Aコミュニティサイトです。

検索してわからないことがあれば、ぜひ利用してみてください。

みんな同じ道を通っているので親切に解答してくれますよ。

2009 03/20 参考になるサイト（IT総合）

ここで、参考になるサイトをいくつか紹介します。

私のブログだと物足りない人で、知らないサイトがあれば是非お気に入りに登録をしてみてください。

ところでお気に入りサイトは、登録しても二度と見ないサイトがある人がほとんどです。

フォルダ分けして使える時に役に立つサイト集を作りましょう。

そのうち、ブックマークの有効な作成法なども紹介します。

まずは、SE初心者が見るサイトをいくつか紹介しています。

@IT
http://www.atmarkit.co.jp/
記事も読みやすく丁寧です。敷居が高いと思っている方も是非ご覧ください。技術もSE向けのものも多く勉強になります。

日経ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/
最新情報を網羅しています。是非読んで欲しいサイトです。

このくらい読んでおいたらITトレンドはまず十分です。

まずは、自分の知らない言葉を検索することから始めてください。

知らないうちにネットワークエンジニアやシステムエンジニア並みの会話ができるはずです。

このあとも役立つサイトを機会があれば紹介していきます。

2009 03/19 自分のネットワークを調べよう。その６

今回は隣のパソコンと通信できているか確認してみましょう。

ここでまた単語を一つ覚えてください。

IPアドレス・・・コンピュータの住所、1~254までの数字4つで構成されます。（IP　v4）次の数字の場合はLANのみの仕様となります。
10.xxx.xxx.xxx、172.16.xxx.xxx　192.168.xxx.xxx

LAN・・・ローカルエリアネットワークの略。社内や家庭内は一般的にLANで構成されています。

サブネットマスク・・・1~254までの数字4つで構成されます。（IP　v4）どこまでがそのネットワークのアドレスかを表しています。2進数の概念がわからないと理解できないかもしれないので詳しく検索してみてください。別の機会に詳しく解説するかもしれません。

では実技にいきます。

１．隣のパソコンでipconfigコマンドを実行し調べるIPアドレスを確認する。
結果例　192.168.1.2

２．自分のパソコンのコマンドプロンプトから以下のコマンドを実行
ping　192.168.1.2

３．Replyがあったかどうか確認する。

調べたいIPアドレスから反応があれば、通信ができる状態です。

何度か試してみてください。