本日、お客様に相談された内容です。
特定の部屋の端末がネットワークにつながらなくなった。
事象
インターネットに接続できない。ファイルサーバに接続できない。PBX経由での電話は利用できる。
きっかけは、電気設備点検による停電もしくは休日中の落雷かもしれないとのこと。
最初に確認してもらったこと
1.島HUB(特定の場所でアップリンクと接続するHUB)のランプの確認。
2.アップリンク先のHUBでのランプ確認。
結果
1.島HUBのランプは島内のみ点灯。アップリンクは無点灯。
2.アップリンク先のHUBは転倒してない個所がある。
次に確認してもらったこと
1.LANテスターの用意と障害アップリンクケーブルのLANテスターでのテスト。
2.障害がないケーブルでのLANテスターでのテスト。
結果
1.NG
2.OK
判断した事
きっかけが停電や落雷であったとしても、特定の島HUB(部屋)であることから、基幹ネットワークの障害は考えがたい。
実際、こちらとのVPNでは異常は感じられないことから、物理障害と判断し追加で次の確認をお願いした。
たまたま、LANテスターを所持していたためテストをお願いしたが結果的に、予想していたメインルータとの接続は別ルートらしいことがわかった。
導線を目で追うことは困難なため以下のような提案をする。
提案した事
パターン1 有線LANの再構築
お客様の環境では直線数十メートルで工場内であるということ。市販のケーブルでは対応できないためロールを持っている業者への依頼をお願いする。
弊社と関係が深いお客様であることと、電気系も強い方が多いのでケーブルのみ購入を打診。
ちなみに、カテゴリー5Eのケーブルは100Mで5000円はかからないであろう。カテゴリー6でも10000円くらいかと想像し、多めにしてカテゴリー5Eの15Mの実勢価格である2000円/15Mを即答。
70Mとして工事を依頼すると20000~40000円/1人日を想定する。
防塵用にパイプをプラスすると高額になることと暫定的に数年での切り替えを考え安価の部分を提案する。
パターン2
無線LANでの提案。
リピータ(中継)として2台から3台の必要性を説明。
直線で見通しに問題があるため消極的な提案。
次世代の張替を見越せばやはり有線が良いと思う。
明日中に見積もりを作成する予定。
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